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第111話……秘密同盟の成立

last update Tanggal publikasi: 2026-05-26 23:38:01

「め、面倒くさい問題に巻き込むなよ……」

 超光速通信で、蛮王様に皇帝陛下を匿う話をしたら、非常に面倒がられてしまった。

 政争に巻き込まれたくない、概ねの地方諸侯の正直な意見なのだろう。

「……まぁな、でも、邪眼の持ち主は、世界を救う王を助ける戦士らしいぞ!」

「それって何です?」

 ……暗に、私には頑張れと言ってくる蛮王様。

「ルドミラ教の神話らしいけどな……」

「……私、信者じゃないんですけどね」

 とりあえず、ハンニバルで皇帝陛下を蛮王様がいる惑星リーリヤまでお連れすることになった。

 皇帝をずっと宇宙船におくのも、どうやら不敬らしい。

 一路、長距離跳躍を繰り返し、惑星リーリヤの衛星軌道上にたどり着く。

 同時に、蛮王様がシャトルに乗って、ハンニバルに乗る皇帝陛下に挨拶にやってきた。

☆★☆★☆

「この度は臣下として誠に遺憾。大変に申し訳ありませぬ……」

 皇帝パウリーネ様に跪く蛮王様。

「正直に申せ! 朕がここにきて迷惑なのであろう?」

「……されば、ありていに申し上げれば、匿っていることが露呈すれば当地が戦乱となり、我が領は火の海となり申す……」

 ……この言葉に、皇帝
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  • 宇宙装甲戦艦ハンニバル ――宇宙S級提督への野望――   第143話……猪突猛進!? 旗艦ハンニバル!!

    (……リヴァイアサン要塞指令室)「Xポイントに侵入する艦船があります!」「何者だ?」 この要塞の司令官、リーゼンフェルト提督が驚く。 Xポイントは、彼らの主星アルバトロスに通じる道だったのだ。 ……しかし、逆に言えば最も防備が厚い部分でもあった。「識別照合、装甲戦艦ハンニバルです!」「……うはは、トチ狂ったかヴェロヴェマの奴。この要塞を落とさずして、背後に行けると思うなよ!」 リーゼンフェルト提督は笑った。 リヴァイアサン要塞の周りの宙域は、いわゆる険しい隘路になっており、速度を保ったまま安全に進むのは難しかったのだ……。 速度を落としたところを、要塞砲に狙われるのである。「軌道要塞砲移動! ハンニバルを仕留めろ!」「はっ!」「敵の総司令官が、わざわざ死地に出向いてくれるとはな。ワシにも運が巡ってきたか?」 ……そうリーゼンフェルトはほくそ笑んだ。☆★☆★☆(パウリーネ側、諸侯艦隊)「総司令官殿の艦艇が、敵要塞側面に肉薄していきます!」「おおう?」 各指揮官は色めきだった。 この要塞を落としても、結局のところ総司令官のヴェロヴェマ元帥の功績となる。 ……しかし、ヴェロヴェマ元帥が戦死してしまえば? 各指揮官のいずれもが、勲功第一となる可能性が出たのだ……。「要塞奪取の栄誉は、我がラムスール星系艦隊ぞ!」「いやいや、その栄誉は我がパトルシア星系艦隊が頂く!」 パウリーネ派の諸侯艦隊は、次々と要塞に突撃していく。 それに対して、要塞側から多数の砲火が浴びせられる。「駆逐艦パラミス撃沈!」「巡洋艦アラドミア大破!」「被害にかまうな! 全艦突撃!」「他星系艦隊に負けるな! ツッコめ!」 いままで、他の星系の艦隊の動向を見て、あまり積極的に要塞を攻撃しなかった艦隊が、一斉に要塞に総攻撃を掛けた。 しかも、被害を顧みない大攻勢だった……。☆★☆★☆「敵ミサイル艦撃沈!」「敵、揚陸艦中破!」「尚も、敵が前進してきます!」「なぜだ!? 敵は何故こうも士気が上がったのだ!?」「第二防衛ライン突破されます!」「戦略予備の要撃機を全部出せ!」「了解!」「第二滑走路へ、第六要撃部隊発艦せよ!」「尚も敵艦載機、突っ込んできます!」「くそう、奴等は死が怖くないのか??」 要塞司令官であるリーゼンフェルト提

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